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cbdcって何?

CBDCは文字通り、中央銀行が発行する「デジタル通貨」である。 紙幣や硬貨の代わりにスマートフォン上で動くデジタルウォレットを使い、店舗での支払いや他者への送金ができる。 その意味では、既に国内外で広く流通している電子マネーや仮想通貨(暗号資産)と似ているが、それらとCBDCとは異なる。 日本銀行の定義によれば、CBDCは(1)デジタル化されていること(2)円などの法定通貨建てであること(3)中央銀行の債務として発行されること、の3つを満たすものである。

中央銀行デジタル通貨(CBDC)導入のきっかけとは?

中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行について、世界的に議論が進められている。 中でもバハマとカンボジアは、世界に先行して2020年にCBDCの運用を開始した。 大半の国々がCBDC導入について検討段階にあるなか、いち早く導入を開始したカンボジアとバハマにはどのような狙いがあったのか。 共通点は決済機能への課題に対する1つの処方箋が早期のCBDC導入だったことだ。 CBDC導入の検討や実証実験が世界的に進められている現在、米国アトランティックカウンシルによると、2021年8月時点でCBDCを立ち上げた国はバハマ、グレナダ、セントクリストファー・ネイビス、アンティグア・バーブーダ、セントルシアの5カ国だとされている。

cbdcはコスト削減に役立ちますか?

CBDCにはコスト削減などのメリットがありますが、課題も少なくありません。 CBDCを発行しても紙幣がなくなるわけではなく、従来の流通システムと並行して稼働させる場合は運用コストや業務の負担は増えると予想されています。 CBDCの手数料をどのように扱うかにより、手数料収入で成り立つ民間のキャッシュレス決済サービスにも影響を与えます。

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